日々、地球環境に役立って
いることを実感できる
渡邉啓介
前処理部
2018年入社
大学卒業後、知り合いの紹介で中部エコテクノロジーに入社。家電製品を手解体する前処 理部で、主に冷蔵庫ラインを担当。冷蔵庫・エアコン・洗濯機などに含まれるフロンガス の出荷、手解体の欠員補助などをおこなう。
名古屋の大学でメディア学を専攻、動画やラジオ制作をしていました。就職活動中に、テレビ局の説明会にも参加しましたが、自分のもつイメージとのギャップを感じ、動画制作は仕事ではなく趣味として楽しむことにしました。
別の業界で働くことを考えたときに「地球環境に貢献できる仕事をしたい」と思いました。
それも企業PRの一環として環境保護に力を注いでいる企業ではなく、業務が環境保護に直結している企業を探していたところ地元・四日市にある当社の存在を知りました。リサイクル業務は日々の仕事が地球環境の改善につながっていると実感できます。
当社の業務には大きく入荷・前処理、機械処理、出荷の工程があります。 トラブルが起きた際には、私が担当する前処理はもちろん、他部署であっても素早く駆け付けるようにしています。現場に駆け付けると、みなさん「ありがとう」と言ってくれますが、応援の他にも目的があり、「なぜトラブルになったのか?」原因を聞くように努めています。例えば、破砕機が停止した場合、破砕物の入れすぎが原因なら、前工程である自部署の作業に原因があるかもしれません。トラブルを減らすためにも積極的に現場に足を運び、コミュニケーションを築くようにしています。
入社前は、工場というときれいなイメージがあったので、現実とのギャップに驚きましたが、年々工場内の快適化やモチベーションアップに向けた取り組みも増えています。 例えば、夏季には自販機が解放されスポーツドリンクやお茶、水などが自由に飲めます。作業場の空調も増えました。
繁忙期の6〜9月は月一回豪華な弁当を無料で配布する昼食会があり、繁忙期が終わる10月には労いの記念品もいただけます。
本当に社員のことを考えてくれている会社だと思います。 職場の年配の方とは親子ほど年齢が離れていたりするので力仕事などを手伝う機会も多いですが、相談に乗ってもらうなど可愛がっていただいています。
「使わなくなった家電製品をそのまま捨て続ければ、どうなるのだろう。誰かがリサイクルしなければ、地球がゴミであふれてしまう」そんなことを、ふと思うことがあります。家電をリサイクルせずに捨てれば地球にも悪影響が生じます。中国で冷蔵庫の不法投棄が問題となったことがありますが、自分たちがそういった環境問題を減らす役目を担いたいと考えています。また、リサイクルはCO2削減にも貢献できます。地球にやさしいことを毎日やっている実感のある、やりがいあるかっこいい仕事です。
製造業の分類のなかで、リサイクルは「その他」のカテゴリーに分けられていて、就職時に目に留まりにくい仕事です。ですが、リサイクルは地球環境にも結び付く、無くてはならない仕事なので、リサイクルの素晴らしさをもっと世の中にアピールしたいと思っています。